A1:母乳の場合は実際に飲んでいる量がわかりませんが、粉ミルクの場合は以下を参考にしてみて下さい。
4ヶ月 |
5~6ヶ月 |
7~8ヶ月 |
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朝 |
ミルク |
ミルク |
ミルク |
午前 |
ミルク |
離乳食+ミルク |
離乳食+ミルク |
午後 |
ミルク |
ミルク |
ミルク |
夕 |
ミルク |
ミルク |
ミルク |
夜 |
ミルク |
ミルク |
ミルク |
9~11ヶ月 |
12ヶ月~ |
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---|---|---|
朝 |
(離乳食)+ミルク |
離乳食+牛乳 |
午前 |
離乳食+ミルク |
離乳食+牛乳 |
午後 |
離乳食+ミルク |
離乳食+牛乳 |
※これはあくまでも目安ですので、お子さんの様子をみて回数・量は調節して下さい。
A2:始める目安としては、
①大人が食べているのを見て欲しがりよだれが出る。
②食べ物を見ると口を動かす、などの様子が見られたら開始します。
ただ、あまりにも早く始めてしまうと、赤ちゃんの消化器系に負担をかけ過ぎてしまう恐れがあるので、5ヶ月より前の開始はあまりおすすめできません。
A3:果汁を離乳食開始前に与えるという考えもありますが、甘い味に慣れてしまい離乳食がうまく進まなかったり、食物アレルギーの問題からも特に「与えなくてはならない物」ではないと思います。果物を初めて与える時は、アレルギー体質の子が摂取すると悪化する恐れがあるので柑橘類は避けた方がいいです。
A4:園では
①初期には野菜の出汁
②中期には昆布出汁
③後期移行には煮干出汁を使っています。
昆布は水から火にかけ、沸騰直前で取り出します。煮干はしばらく水に漬けてから火にかけ、ボコボコ沸騰させずに煮出します。
初期 |
野菜は軟らかく煮て裏ごしたり、すり潰したりしてドロドロ状にし一匙ずつ与えます。 |
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中期 |
舌を使って上あごで潰せるかたさにします。 園では1cm角の大きさで、指で簡単に潰れるかたさにしています。(豆腐のかたさ) |
後期 |
歯茎で潰せるかたさにします。 園では2cm角の大きさで、中期よりはかためにしています。 移行食ではスプーンを持たせ自分で食べられるようにするので、準備期として後期食ではスティック野菜など手づかみで食べられるものを一品用意しています。 |
A6:裏ごし→すり潰し→粗潰し と段階を踏んでいき、徐々に粗潰しの大きさを1cm角に近づけていきます。
角切りになると特に芋類はパサパサで飲み込みづらいので、「あん」をかけると食べやすくなります。
A7:離乳食では しらす・白身魚・鮭・水煮のツナ などが主に使われると思いますが、
を組み合わせると何通りにもなりますので、ぜひお試しください。
A8:便がゆるくても固くても水分補給は大切です。飲む物は麦茶・白湯 が向いています。
A9:遊びと食事の区別をつけさせるためにも、いつまでも遊んでいるようならばいったん食事を切り上げましょう。